惟任日向守光秀

日本中世史における明智光秀の実像

2015-01-01から1日間の記事一覧

本能寺襲撃の謎にせまる(光秀戦闘史㊲)

天正四年一月十五日の「兼見卿記」の記述には 丹州黒井之城、萩野惡衛門在城也、旧冬以來惟任日向 守取詰在陣也、波多野令別心、惟任在陣令敗軍云々 とあり、前年の冬以来、丹波黒井城の萩野惡衛門(赤井忠衛門)を 攻城中の光秀が、八上城の波多野秀治の裏…