里村紹巴は、奈良一乗院の門跡に仕える松井昌祐を父として誕生します。 しかし紹巴の幼名、通称は不明であり、父の死後、興福寺明王院の喝食 となります。大東正雲から連歌の手ほどきを受け、十九歳頃剃髪し紹巴と 名乗り、連歌の師匠周桂と共に上洛したころ…
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