明智資料⑨
の説もあるぐらいです。
財宝とともに、包囲する秀吉方の堀秀政に、目録をつけて譲り渡して
のみを残し、これは光秀が最も愛した道具であるので、死後光秀に会
い手渡すつもりであると言ったとあります。
光秀の刀剣好きがよく現れているエピソードです。
を光秀に進上しています。(光秀とその家族②)
光秀は嬉しかったことでしょう。細川氏はこの名刀を数振所有していた
太刀)
す。もしかしたら秀満があの世で光秀に渡すつもりの脇差は、朝倉氏か
ら信長が奪った物ではなく、藤孝が信長を通じて光秀に送った、行平だ
ったのかもしれません。
光秀は、藤孝との友情の証として、この脇差をことさら大事にしていた
のでしょうか。
そしてこれらの刀剣は、武人光秀の証でもありました。