惟任日向守光秀

日本中世史における明智光秀の実像

本能寺襲撃の謎にせまる(光秀とその日常⑲)


信長は太陽であり、光秀はその光を受けてはじめて輝く、暗闇
を照らす月であったかもしれません。

光秀には、信長を討ち果たさなければならない理由と、確固た
る信念がありました。

しかし、信長が消えた世界は、輝きを失い未来への指針を喪失
し、光秀自身を暗黒の闇へと導きました。

光秀が信長の大きさに気づいた時、秀吉という小太陽はすぐ間
近まで迫っていました。


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