惟任日向守光秀

日本中世史における明智光秀の実像

2014-10-12から1日間の記事一覧

本能寺襲撃の謎にせまる(四人の天下人㊱)

本能寺襲撃後、四ヶ月を経ずして書かれた「惟任退治記」の中で、作 者大村由己は齋藤利三の事を、その最後とともにこう述べています。 利三平生所嗜。非啻武藝。外専五常會朋友。 内翫花月。學詩歌。今何為逢子戸此難。 秀吉の宣伝相大村由己が、利三の事を…

本能寺襲撃の謎にせまる(四人の天下人㉟)

奉公衆の「衆」とは、ひとかたまりの集団の意味であり、「蜷川親俊 日記」の、三年間の記述の中から、御供衆、御相伴衆、与力衆、公 家衆、奉行衆など数多くの「衆」がみられ、その中に、奉公衆に関す る記述があります。 これと「永禄六年諸役人附」(明智…