本能寺襲撃の謎にせまる(光秀と信長⑥)
町近辺の土地に、明智氏が地頭として勢力を張っていたことがわかります。
ました。
強大で土岐一族の所領は拡大しました。しかしその勢力拡大を恐れた幕府により討
伐をうけ、土岐氏は最終的には、美濃一国の守護となり続いていきます。
これと同時期に明智氏も、その本貫地である、妻木、多治見、可児周辺へと戻った
のでしょう。
えてきますが、この時代は、武家も農民等も、ダイナミックに居住地を移動し地縁、
血縁を形成していたのでしょう。江戸時代の固定されたものとは、明らかな違いを
感じます。光秀の時代から二百年近くも前のことですが、尾張と美濃の関係性を知
る為に述べてみました。