2014-05-17 明智資料⑲ 日本史 織田信忠は、妙覚寺に宿泊していたが、本能寺の異変に気づき、駆けつ けようとした矢先、村井貞勝が妙覚寺に飛びこんできて、本能寺がすで に明智軍の手に落ちたことを知らせます。 極めて短期間に戦闘が終了し、信長が自害に追い込まれたことがわかり ます。 貞勝の進言により、妙覚寺から二条御所に移るが、装備で圧倒的に劣る 信忠方は、隣接する、近衛邸の屋根に登った、明智軍の銃火により、そ の数を減らし、追い詰められ、信忠は自害します。 開始から終結まで、三時間程の戦闘であったようです。信忠の手勢はほ ぼ千人ぐらいだと思われ、その大部分は討ち死にしました。 本能寺、二条御所周辺には戦闘終了後、運び出された織田方の首の無い 屍骸が数多く見られたそうです。 二条御所(上杉洛中洛外図より)