2014-10-04 明智資料㉙ 日本史 この書状は、丹波国宇津領にある瀬竜、黒田両村の年貢米の 請取状です。 宇津領には、周山城があり、明智光忠が城代としていたので すが、この書状は、明智秀満が捺印し、その上に明智光秀が 花押をいれるという、あまり見られない形式となっています。 天正九年十二月四日付けの日付があります。 印の方は本物のようですが、秀満と光秀の円満な関係を示し ているようにとれ、興味深い資料の一つです。